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雨漏れ補修工事

熊本市東区花立のN様邸雨漏れが止まらず困ってらっしゃいました。以前にもいろいろ見てもらったらしいのですが、やっぱり雨漏れが止まらないとご相談を頂きました。

お話をよく聞かせて頂くと、いつも漏れる訳でなく、西風の強い時だけ雨漏りするそうです。

最初西壁を中心に調べましたが、問題ありません。

ベランダの笠木周辺も調べてみましたが問題ありませんでした。そこで今回は2階の窓中心に撒水テストを行ってみました。

雨漏れ補修工事

最初は、窓そのものに撒水しテストしましたが、漏れませんでした。続いて、窓を養生し窓周辺に撒水テストを行った結果、雨漏れが発生、原因が分かりました。

雨漏れ補修工事

赤で矢印した部分窓の下部とベランダ防水の取り合い部分からだと分かりました。最初鏡を使って入念に調べたのですが、その時は発見できませんでしたが、撒水テストを行ったことで発見できました。

西風で強い雨が降ったときベランダ床面にから跳ね返った雨水が、入って雨漏れしていたみたいです。

原因がはっきりしましたので後は、補修工事を後日行います。

 

屋根雨漏れ修理

今日は、私のお客さまを通してご依頼を頂きました屋根の雨漏れ修理工事です。

今まで何社かに見てもらい修理したけれど止まらないということでした。お話をお伺いすると西風の強いときにカーテンレール付近から落ちてくるということでした。それもここ5〜6年前からだそうです。

問題の箇所屋根瓦を全部はずしてみて、

屋根雨漏れ修理

ルーフィングの状態はあまり良くありませんが破れている箇所は無いので大丈夫です。壁際にある瓦と壁の間を丁寧に見ていくと

屋根雨漏れ修理

一番先端部分にゴミが溜まっている部分が有りますした。振動や雨水に混じって流れ落ち出口の所でダムを作っていて雨きり板金との隙間を埋めてしまっています。

屋根雨漏れ修理

そこをきれいに清掃すると壁際が少し湿っていることが分かりました。おそらく強風で入った雨水が流れ落ちるとき先端部分がダムのようになり流れを遮って内部に雨漏れしたものだと推測されます。

屋根雨漏れ修理

壁際をシーリングして雨切り板金と瓦との間を少し間を空け雨水が流れやすくなるように加工しました。

これで雨漏れは、収まると思われますが、今度強い雨が降るまで様子を見ることにします。

 

破風板(幕板)の腐れ

熊本市東区湖東I様邸の破風板(幕板)を保護するためにガルバリウム鋼板を張る工事を行いました。

ご覧のように破風板がかなり腐っています。木部ですからどんなに良い塗料で塗装工事を行っても、木自体の収縮などや風雨によりどうしても剥がれてしまいます。そしてもう一つの原因がこの前のブログで屋根設置アンテナの危険性を書きました(塗装時の屋根設置アンテナのサビについて)

屋根設置アンテナのアンテナが倒れないように屋根の破風板に引っ張ってある針金です。

破風板(幕板)の腐れ

破風板に釘止めしてある部分が腐ってしまっています。これは、アンテナに張ってある針金の上を雨水が伝わって、長い時間をかけてじわじわ腐らせていったものです。今回は、その事をI様にお伝えしてアンテナも壁付けへやり替えることにしました。

さて今回はガルバニウム後半で張り替えを行いました。サイディングを張るという選択もありましたが、破風板と瓦の間の隙間がほとんどなかったことから、ガルバニウム鋼板を選択しました。

破風板(幕板)の腐れ

これ以上腐らないように貼っていきます。もちろんこの上から、綺麗に塗装工事を行います。

 

塗装時の屋根設置アンテナのサビについて

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今日は、屋根の上に設置されているアンテナについてです。屋根塗装工事を行う際屋根の上に設置されているアンテナが多く見受けられます。下記の写真のようにアンテナの設置のルーフベース(屋根馬)で設置してあるのですが、ほとんどこの部分がさびてしまっています。

これは、塗装工事を行う際は、さび止めして塗装するのですが、いずれまたサビます。そして悪いことにアンテナを取り付けてあるポールの部分もさびます。これも塗装すると良いのですが、ポールの内部もさびてしまい、さび汁が屋根に落ちてしまいます。

塗装時の屋根設置アンテナのサビについて

さすがにポールの内部までは塗装できません。近頃はステンレス製も多く見受けられますが、鉄管の外部にステンレス皮膜を巻いてあるものも多く、外部は、良いのですが内部がさびてしまっているものもあります。

せっかく綺麗に塗装を行っても屋根にサビ汁が落ちることで屋根が汚れてしまいます。

そしてさらに悪いことに台風や強風などによりルーフベースと屋根の間がこすれて劣化しているものもよく見受けます。

塗装時の屋根設置アンテナのサビについて

さらに屋根の上にアンテナが設置してあると上記の写真のようにアンテナ線が屋根の上に設置してあり、これが風雨や熱などで劣化してしまっている事もよく見受けます。

当社の見解ですが、近頃の屋根は、こう配が結構ありますので、屋根に設置してあると何かあったときのメンテナンスが大変です。屋根上にアンテナ設置はあまりお勧めできません。それでは、既に上記のように屋根上に設置してある場合は、ズバリ壁面取り付け用の地デジアンテナに取り替えることをお勧めします。

塗装時の屋根設置アンテナのサビについて

塗装工事を行うときは、足場を設置してありますから、取り替え工事も安全簡単に行うことが出来ます。

当社では、お客様お知り合いの電気屋さんに交換依頼していただくか、当社知り合いの電気屋さんに取り替えを依頼するようにしています。

 

 

 

エアコン配管 塗装時の補修

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今回は、エアコン室外機の配管からの雨漏れについてです。外壁塗装工事をしていていつも思うのですが、エアコンの室内機から室外機に伸びるホース電気屋さんが穴を開けて接続するのですが、エアコンホースのカバーがされていない家が多くあります。

穴を塞いでいるのは、粘土状の白いエアコン配管補修パテです。その時は良いのですがこれで長年持つわけがありません!!

エアコン配管 塗装時の補修

エアコン配管 塗装時の補修

写真のように多かれ少なかれこんな状態です。設置費を安く上げるためでしょうか?しかし、これは絶対だめです。エアコンの配管は室内内部と外部を貫通しています。ここから雨などが侵入し雨漏れにつながります。

しかも室内と室外の壁の厚さは、10〜15㎝ほどあります。その間に雨水が浸入しますので、すぐに室内側に雨漏れしませんのでなかなか気がつきません。気がついたときには、壁が腐っていたって事もあります。

エアコンを新しく取り付ける際には、必ずエアコンカバーを掛けるようにしましょう。そして必ず上部にはシーリングをきちんと打ってもらいましょう。

当社では、塗装工事を行う際は、必ずお客さまにお話しし、エアコンカバーをきちり取り付けさせていただいています。

エアコン配管 塗装時の補修

サイディング幕板割れの原因2

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

菊陽町原水のK様邸 前回サイディングの割れた原因を書きましたが今回はそのサイディング板を取り外してみました。

サイディング幕板割れの原因2

外す前のサイディング板が浮いた状況です。

サイディング幕板割れの原因2

これは、外す前ですが、明らかに釘で留めているところから割れていることが分かります。前回に書いたようにこれは、サイディングを取り付ける際、下穴を開けずに直接釘打ちしたためです。

サイディング幕板割れの原因2

外したサイディングの裏側です。ご覧のように裏側にも水が回っている状況が分かります。

サイディング幕板割れの原因2

壁のサイディングにもかなり水が入って変色していることが分かります。

この現場では、サイディング板を取り付けるときに良くなかった事が2つあることが外してみて分かります。

まず第一に下穴を開けず直接釘打ちしていること。

そしてもう一つ、サイディングを貼った後で、その貼ったサイディングの上部にシーリングがされていなかったことです。

シーリングがされていないことで、裏側に水が回りサイディング自体が吸水しますし雨漏れの原因となり建物の劣化も早くなってしまいます。

このように建物の劣化部分の原因を突き止めることで、しっかりとした補修工事も行われますし、次回からの塗装工事を行う際の助けとなります。

当社がおこなう塗装工事は、単に塗装するだけで無く劣化した部分の補修工事と予防工事も含めて、総合的に建物の保護工事を行います。

今回は、劣化したサイディングの取り替え工事とサイディング板上部に三角シーリング処理を行います。もちろんサイディング板を貼るときは、下穴をきちんと開けて取り付けます。

 

 

サイディング幕板割れの原因

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今度塗装工事に入る菊陽町のK様邸のサイディング壁に設置された幕板です。  ご覧のように割れてしまっています。

張り替えが必要で今回の塗装時に貼り替えるのですが、そもそもなぜサイディングが割れてしまっているのかをご説明します。

サイディング幕板割れの原因

ご覧のように割れてしまっていますが、これは年数が経っているから経年劣化出割れたのではありません。

新築時サイディング板を壁に取り付工事においてご覧のように釘で留めてあります。釘で留めることに問題は無いのですが、取り付けた業者が、釘打ちする前に下穴を開けずに直接釘打ちをしている事が問題です。

ちょうど釘の部分で割れてしまっています。多分釘を打った時点で少しひび割れが生じ長年の雨風により完全に割れてしまったようです。

このサイディングの割れは、よく見受けられます。かなりの業者が、下穴を開けずに施工している物と思われます。

その時は良いのですが年数が経つとご覧の有様になりますので、取り付ける際は、5mmの釘で取り付けるなら、4.8mmのドリルで下穴を開けサイディングが割れないように気をつけて取り付けたいものです

塗装前の家屋破損部分の点検

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

お客様の家の外壁塗装・屋根塗装工事に入る前に当社では、全面的に点検作業を行います。屋根瓦のずれ・割れは無いか、アンテナがきちんと設置されているか、破風板等木部に腐れや割れは無いか、壁の割れ・浮きは無いか、エアコン配管などに不具合が無いか、全て点検します。これは、社長である私自身も行いますし、現場に入っている職人全員で行います。

それは、塗装工事を行う時が足場を架けますので絶好の点検機会だからです。

当社では、お客様の家の塗装工事を請け負っているのだから、塗装工事だけを行えば良いとは思っていません。塗装する部位及び全体の点検補修を塗装工事と同時に行うことで、家屋全体を保護し長持ちする綺麗な塗装が出来ると考えているからです。

しかしこれには、お客様との信頼関係が欠かせません。なぜなら、工事を行っている時、屋根に不具合がありますよ非常に危険で雨漏りしますから、追加工事しましょうなどという、次から次に追加工事をさせる業者に思われる場合があるからです。または、次から次に追加工事をさせる業者に思われないように塗装工事に関係ないからと、見てみないふりを行う業者も多いからです。

これでは、良い工事は出来ません。私どもは、プロです。

そもそも大規模な補修工事などが必要な工事は、見積もりする時点で分かりますので、その時点でお客様にお伝えすべきだと思います。しかし、それでも実際足場をかけてじっくり見回さないと見つけられない補修工事もあります。当社では想定できる補修工事は、工事代金に含まれていると思いますので無料で行っています。しかし、大工さんが必要だったり材料費がいる場合は、お客様に状況をご説明し、大工手間と材料費をお見積もりし、お客様にご了解をいただいた上で補修工事を行います。

塗装前の家屋破損部分の点検

今回塗装工事を行っている益城町T様邸の点検で見つかった劣化部分です。上の太陽光発電ガラスのヒビは、現場職人から報告がありました。台風時などに破損した物だと思われますが、これは、当社でどうしようもありませんので、お客様ご報告し、設置業者に大丈夫なのか点検してもらうことになりました。

塗装前の家屋破損部分の点検

これは、木部桁ベニヤがはがれている状況です。塗装補修では、どうしようもありませんので、お客様に現状をご説明し大工手間とベニヤ等材料費で補修工事を行うことになりました。

その他にも屋根瓦割れ等多くの補修箇所が見受けられましたが、通常の補修工事で追加料金なしに行わせていただきます。

 

ベランダ笠木からの雨漏り

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今回は、ベランダ笠木部分からの雨漏れです。

ベランダ笠木からの雨漏り

一見どうもないように見えますが、笠木の上に手すりが取り付けてあります。それもビスで直接取り付けてあり、そのビス部分それに壁際の雨漏れ防止の処理が悪く雨漏れにつながっています。

まず上部手すり部分を全部外しました。

ベランダ笠木からの雨漏り

右側のシーリングが打ってある部分が今回の工事の目に工事を行った業者の工事です。手すりを外さずに見える部分だけシーリングが打ってありました。

これでは、雨漏りが直るわけがありません。きちんと手すりを取り外してみると手すりの柱に隠れていた壁際と笠木の間にすき間があり、そこから水分が浸入していました。

ベランダ笠木からの雨漏り

壁際を綺麗に清掃しシーリング工事を行い、手すり柱ビス部分にもシーリングを行いました。

ベランダ笠木からの雨漏り

手すり柱ビス部分にはシーリング処理後さらにブチルゴムの防水テープ処理を行い、今後のメンテナンスのため手すりも壁際を開けるため30ミリずつ切り詰め工事を行いました。

ベランダ笠木からの雨漏り

切り詰めた手すりを綺麗に取り付け直し雨漏り部分の補修工事完了です。

雨水は、ほんの些細な部分から浸入しますので、雨水の浸入経路を特定することが肝心です。

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今回は、当社が作った各メーカーの屋根用遮熱塗料ブラックの検証です。 

今年初めに作った各社のブラック塗料4枚は遮熱塗料残り2枚は通常塗料です。

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

同じブラックでも各社で色のばらつきがあることが分かります。

それでは早速検証してみます。

検証日は、2020年8月18日 最高気温37.7度

2020年8月19日 最高気温37.3度

条件を一定にするため場所を入れ替え2回計測しました。

C社弱溶剤系通常塗料

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

1日目 68.2度     2日目 67.8度

A社弱溶剤系通常塗料

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

1日目 69.6度    2日目 71.1度

 

A社水性系遮熱塗料

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

1日目 65.3度    2日目64.0度

E社 弱溶剤系遮熱塗料 

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

1日目 67.9度    2日目 67.2度

F社 弱溶剤系遮熱塗料

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

1日目 64.4度    2日目 63.1度

B社弱溶剤系遮熱塗料

屋根用遮熱塗料 ブラック(黒)の検証

1日目 62.3度    2日目 61.8度

以上のような結果となりました。

猛暑の中一番条件が厳しい時に行いましたが、

1日目 一番遮熱効果があったB社の遮熱塗料と通常塗料の差7.3度 一番効果が無かったE社熱塗料と通常塗料の差わずか1.7度

2日目 一番遮熱効果があったB社の遮熱塗料と通常塗料の差9.3度 一番効果が無かったE社遮熱塗料と通常塗料の差わずか3.9度

と言う結果になりました。

B社の遮熱塗料は安定した遮熱効果がありました。

F社A社は、ある程度遮熱効果があり、E社はあまり遮熱効果が認められませんでした。

カビ・藻洗浄作業

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今日は、洗浄作業後までの工程です。

前回壁面のカビ・藻をワンステップスプレークリーナーで完全除去作業

後5日目の写真です。

カビ・藻洗浄作業

カビ・藻がかなり死滅して黒く見える部分も触るとパラパラと落ちかび・藻が浮いた状態までなりました。

そして、8日後に高圧洗浄を行った状況です。

カビ・藻洗浄作業

完全に藻・カビが撤去できました。

これでやっと塗装工事へ進めます。

 

 

カビ・藻の除去作業

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今日は、江津町K様の塗装工事前に壁に発生しているかび・藻の除去作業を行いました。

カビ・藻の除去作業

この状況では、高圧洗浄やバイオ洗浄をを行っても菌が残ってしまいますので、ワンステップスプレークリーナーで完全除去作業を行います。

カビ・藻の除去作業

このワンステップスプレークリーナーは、人体に無害とありますが、人体にも植物にも全く無害と言うことはあり得ませんので、マスクにフェースガードで撒布します。もちろん植物がある所はきちんと養生を行い塗布します。カビ・藻の除去作業

今日は、幸い風がありませんので噴霧器で撒布しました。

カビ・藻の除去作業

撒布終了です。

写真では比較しやすいように一カ所を写していますが、住宅全体に撒布しました

この状態で約1週間程度でカビ・藻が死滅しますので、その後高圧洗浄・塗装工事へと進みます。

 

住宅屋根の雨漏れ

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

健軍町T様邸の雨漏れ補修工事です。ホームページを見てお客様から雨漏れ修理のご依頼をいただきました。早速お伺いしたところ、既に色々な雨漏れ補修がなされていました。

状況を伺ったところ、家を建てて間もなく雨漏れが始まり建てた建築会社が色々補修をしたそうですが直らず、当社に電話をしたと言うことでした。

住宅屋根の雨漏れ

結果から言うと上記の写真白い丸の部分笠木の継ぎ目から雨水が浸入し折板屋根の矢印の部分に以前間違ったシーリングがされていたため笠木から浸入した雨水の出口が無くなり雨漏れがかえってひどくなってしまったことでした。

さらに悪いことに

住宅屋根の雨漏れ

上記の写真のように浸入した雨水が天井下地材の中を通って三メートルほど離れた場所から水漏れしていたことです。

当社も最初水が漏れていた場所を中心に悪い場所を修理したのですが直らず、一つ一つ怪しい場所を潰し原因を突き止めました。

雨が漏った場所と雨漏れの場所が離れている非常にまれですが原因解明が難しい場所でした。

住宅屋根の雨漏れ

間違ってされたシーリングを丁寧に撤去すると中から水が出てきました。

住宅屋根の雨漏れ

上記写真のように笠木部分にアルミ防水テープをきっちり貼り防水処置を行いました。

住宅屋根の雨漏れ

一カ所が雨漏れしてたという事はほかの場所も浸入していたのかもしれませんので笠木部分全てにアルミ防水テープを貼り予防処理しました。

これで雨漏れが修理が出来たと思われますが、油断大敵です。

ひょっとすると違った場所でも雨漏れしていて複合的に漏っていたのかもしれません。用心のため今度の梅雨の間じっくり観察させていただきます。

サイディング プライマー強度試験

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今回は、劣化したサイディング板再塗装時の塗装強度を調べるために実験してみました。

実験の趣旨は、劣化したサイディング板再塗装時にある会社のプライマーが後から一部塗膜が劣化が認められたため、各社下地プライマーの中でサイディングが劣化した場合にどのプライマーを使うのが最適なのかを検証することです。

まず屋外に放置したサイディング板を十分乾燥させ、表面を清掃したものが下の写真です。

サイディング プライマー強度試験

今回は、プライマー強度と塗料の相性なども見る事とし、当社でよく使用するA・B・E社の劣化下地用プライマーを5種類用意しランダムに塗布します。

サイディング プライマー強度試験

今日は、前面にランダムにプライマーを塗布する所までとします。

下記の写真がランダムにプライマーを塗布し終わった所です。

サイディング プライマー強度試験

壁面塗料検証

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今日は、益城町広崎F邸のサイディング塗装に使用しました塗料の検証です。

2014年6月にサイディングを塗装したE社の塗料ですが、

焦げ茶色濃色を使いました。濃色は色あせがしやすいため

色抜けがしにくいと言うE社の材料を使用したのですが、

6年目の結果が写真の通りです。

壁面塗料検証

南面内側 日当たりなし

 

壁面塗料検証

南面 日当たり面

南面のベランダですが、日が当たらない内側は、色落ちが無くつやもあり、

藻やカビもなく6年目にしては、綺麗だと思います。

しかし、日当たり面に関しましては、色あせ・劣化が著しく、つやも飛び

まるで白黒写真のようです。

サイディングは、蓄熱しやすく濃色は、特に基材温度が上がります。

このE社の材料は、遮熱性能もあり耐久年数は15年は持つように良いことが

書いてあったのですが、6年でここまで劣化、色・つや落ちしてしまうのでは

使用することは出来ません。

フジモト創社では、今後使用材料リストから除外します。

 

屋根用遮熱塗料ブラックの検証2

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

さて今回は、屋根用遮熱塗料ブラックの検証の続きです。

8月2日金曜日から8月6日朝までかけて検証しました

各社屋根用遮熱塗料ブラックの検証結果が出ました。

全てブラック塗料そして2液型遮熱塗料で条件は同じです。

まずは、外気温ですが、最高気温38度 最低気温23度 平均温度30.1度でした。

屋根用遮熱塗料ブラックの検証2

高温注意報が出るくらい暑い日だったことが分かります。

それでは、各社の結果を概要とグラフを掲載します。

最初の塗料は、遮熱塗料ではありません。この塗料に比べて遮熱塗料の性能がどうなのかを比べる基準となります。

屋根用遮熱塗料ブラックの検証2

最高温度65.5度 最低温度21.5度 平均温度 35.1度です。

さて各社の概要とグラフです。結果が良い順に掲載します。

屋根用遮熱塗料ブラックの検証2

 

屋根用遮熱塗料ブラックの検証2

 

屋根用遮熱塗料ブラックの検証2

屋根用遮熱塗料ブラックの検証2

 

という結果が出ました。

整理して比べてみます。

B社2液型塗料 最高温度 65.5度 最低温度 21.5度 平均温度 35.1度

B社遮熱塗料  最高温度 57.5度 最低温度 22.0度 平均温度 32.7度

A社遮熱塗料1 最高温度 61.5度 最低温度 21.5度 平均温度 33.5度

A社遮熱塗料2 最高温度 63度 最低温度 21.5度 平均温度 34.1度

F社遮熱塗料  最高温度 63度 最低温度 21.5度 平均温度 34.1度

以上の結果となりました。

一番遮熱塗性能の結果が良かった塗料と通常塗料の最高気温の差8度

平均温度で2.4度です。

一番遮熱効果が出なかった塗料と、通常塗料の最高温度の差2.5度平均温度の差1度です。

同じ遮熱塗料でもかなり差があることが分かりました。

今回の結果を踏まえ、当社のお勧めできる遮熱塗料の基準が出来ました。

遮熱塗料の性能と塗料の持ち方は、別問題だと思われますので、引き続き

塗料の暴露検証は、続けて参ります。

 

 

屋根用遮熱塗料 ブラックの検証1

 

熊本市東区で塗装工事をしている、フジモト創社です。

今回は、4月に作っておいた、各社遮熱塗料の見本版を使って、どのメーカーの遮熱塗料が効果が高いのかを、検証してみます。

試験板の裏に10分おきに温度を測るように温度計を、セットして

屋根用遮熱塗料 ブラックの検証1

蓋をします。

屋根用遮熱塗料 ブラックの検証1

そして一列に並べて検証開始です。

場所による違いを、避けるため毎日場所を交換します。

8月の一番暑い季節、今回は、3日間検証する予定です。

屋根用遮熱塗料 ブラックの検証1

遮熱塗料の検証

熊本の屋根塗料の検証用に作った屋根塗装実験板の作製途中の各メーカー下塗りシーラーの遮熱性の検証です。

遮熱塗料の検証

写真は、B社の2液シリコン塗料の通常使用するシーラー塗装した後です。

遮熱塗料の検証

写真はE 社の2液遮熱シリコン塗料のシーラー塗装した後です。

遮熱塗料の検証

写真は、A社の2液遮熱シリコン塗料のシーラー塗装した後です。

遮熱塗料の検証

写真は、A社水性1液遮熱シリコン塗料のシーラー塗装した後です。

すべて同じ4月7日午前10時頃 気温19度です。同じ遮熱塗料シーラーでも色が白い方が遮熱効果もあるようです。色に違いによる遮熱効果の違いがよく分かります。

実際に遮熱塗装後の検証が楽しみです。

 

 

 

屋根用塗料の色の検証

前回作った屋根塗装試験板で各社のブラック塗料の違いについて検証しました。

屋根用塗料の色の検証

手前から1番目  E社2液弱溶剤遮熱塗料  2番目B社2液弱溶剤塗料

3番目 A社2液弱溶剤遮熱塗料  4番目F社2液弱溶剤塗料

5番目 A社2液弱溶剤塗料    6番目A社1液水性遮熱塗料

①黒の発色の違い

同じ黒と言っても各社写真で見てもかなり色の発色が違うのが分かります。

私が見て一番黒く感じたのが、2番目つぎに1番目5番目6番目4番目の順です

3番目は、少しグレーがかって見えます。

②肉厚・ツヤ

肉厚は、1番と3番が非常に良かったです。1番3番ともに遮熱塗料です。

これはシーラー自体に遮熱性能があり造膜性がある為だと思われます。

次に遮熱塗料の6番 そしてその他は同じ程度でした。

ツヤは、1から5番までツヤが有り6番は、抑えめなツヤでした。

③触った感じ

1番目と3番目の塗料には若干のタック(べたつき)がありました。その他の試験板は、ありませんでした。

このタックは、非常に重要で屋根塗装時に少しタックがあることで、滑らず作業員の安全性にも繋がりますので勾配が急な屋根の場合は、1と3番目の塗料は非常に有効です。

*このタックは、2〜3日で消えます。

後は、各々の塗料の耐候性ですが、これは長い検証となります。

遮熱塗料の検証とともに順次アップしていきます。

 

 

 

屋根用塗料検証

熊本で多く使われているコロニアル屋根(カラーベスト)で屋根塗装に使う屋根用塗料の検証を行います。

今回行う検証は、当社で使う主力塗料各社のブラック塗料が6種類揃ったので全部同じ色で検証してみます。

各塗料メーカー別、塗料別の耐久性とその中の3枚作った遮熱塗料の検証を同時に行なうことにしてみます。

まず最初に塗装板を製作します。

屋根用塗料検証

コロニアル屋根に各々専用プライマーを塗り

屋根用塗料検証

それぞれの試験板に塗料を塗っていきます。

塗り厚に差が出ないように各板につき100㏄の塗料液を作り中塗り上塗りをします。

屋根用塗料検証

同じ大きさの下地合板を作り真ん中に温度計を仕込む為の穴を開けます。

屋根用塗料検証

本来の屋根の状態に近づけるためルーフィングを入れます。

屋根用塗料検証

作ったコロニアル試験板を取り付けて完成です。

壁の検証試験も同時に行っています。

今後検証結果を順次アップしていきます