前回作った屋根塗装試験板で各社のブラック塗料の違いについて検証しました。
手前から1番目 E社2液弱溶剤遮熱塗料 2番目B社2液弱溶剤塗料
3番目 A社2液弱溶剤遮熱塗料 4番目F社2液弱溶剤塗料
5番目 A社2液弱溶剤塗料 6番目A社1液水性遮熱塗料
①黒の発色の違い
同じ黒と言っても各社写真で見てもかなり色の発色が違うのが分かります。
私が見て一番黒く感じたのが、2番目つぎに1番目5番目6番目4番目の順です
3番目は、少しグレーがかって見えます。
②肉厚・ツヤ
肉厚は、1番と3番が非常に良かったです。1番3番ともに遮熱塗料です。
これはシーラー自体に遮熱性能があり造膜性がある為だと思われます。
次に遮熱塗料の6番 そしてその他は同じ程度でした。
ツヤは、1から5番までツヤが有り6番は、抑えめなツヤでした。
③触った感じ
1番目と3番目の塗料には若干のタック(べたつき)がありました。その他の試験板は、ありませんでした。
このタックは、非常に重要で屋根塗装時に少しタックがあることで、滑らず作業員の安全性にも繋がりますので勾配が急な屋根の場合は、1と3番目の塗料は非常に有効です。
*このタックは、2〜3日で消えます。
後は、各々の塗料の耐候性ですが、これは長い検証となります。
遮熱塗料の検証とともに順次アップしていきます。