熊本の外壁塗装・屋根塗装のことなら

本当に効果のある
屋根の
遮熱塗装
私たちは、新型コロナウイルスへの感染防止対策を
しっかり実行している熊本の塗装会社です
お気軽にご相談ください。
社長自らご相談承ります。
熊本の屋根塗装は
フジモト創社におまかせください
私たちは、遮熱塗装の検証
自分達で行っている塗装会社です
遮熱塗装の
マニアック検証
塗装が今、地球温暖化防止対策に
一番貢献できるのは遮熱塗料では
ないでしょうか?しかし、
一言で遮熱塗料と言っても
多くのメーカーから販売されています。
しかし、メーカーカタログを見ても良いことしか書いてありません。
果たして効果があるのだろうか?
お客様にお勧めできるのだろうか?
そこで、私自身その効果を確かめるべく、
下記の疑問について検証・調査を行いました。
●まず最初に、これから掲載する検証結果は当社(フジモト創社)が独自に実験したものであり、当社の遮熱塗料選定の基準を作るために検証しました。これから遮熱塗装をお考えの方の参考になればと思い公開します。あらかじめご了承下さい。
通常の塗料に対して
遮熱塗料はどれくらい効果があるのか?
メーカーによってその遮熱性能の違いは
あるのだろうか?
色の違いで
遮熱性能はどれくらい違うのか?
実際に遮熱塗装をした家で
どれくらい効果があるのか?
通常塗料との差、メーカーによる違いの検証
●検証に使用した遮熱塗料メーカー4社、各社約95%
   グレー位を使用比較のため一枚は通常塗料
●使用した屋根材は、熊本で一般的に使われている
   カラーベストコロニアルを使用
●温度計設置は、下地材のコンパネをくり抜き、
   その中に入れました。コロニアルの裏側の温度です。
黒色 A 通常塗料
黄色 B社 遮熱塗料
赤色 C社 遮熱塗料
青色 D社 遮熱塗料
緑色 E社 遮熱塗料
平均気温
最高気温
最低気温
標準偏差
A 21.5度  52.5度  5.0度  11.9度
B 21.2度  51.5度  5.0度  11.6度
C 21.1度  50.5度  5.0度  11.1度
D 20.7度  50.0度  5.0度  11.2度
E 20.4度  48.0度  5.0度  10.9度
今回以上のような結果になりました。
通常の屋根勾配、約4寸勾配位にして測定しました。
このグラフの日、4月24日の最高気温は18,9度、
最低気温は9度でした。計測期間中、一番結果が良かったE社の遮熱塗料で、通常塗料に比べて最大で13.2度の違いがありました。この検証の結果ある程度遮熱の効果があること、各社遮熱効果にかなりばらつきがあることがわかりました。
色の違いによる遮熱性能の検証
青色 通常の塗料濃色
緑色 E社 遮熱塗料濃色
黒色 F社遮熱塗料白色
赤色 外気温
色の違いによる遮熱性能の違いを確かめる検証を行いました。
結果、ものすごくわかりやすいものとなりました。
外気温30度の時、白の遮熱塗料は32度、わずか2度の違いでした。
それに比べて濃色の遮熱塗料は52.3度。
約22.3度も違います。
JISでは、温度の違いではなく、日射反射率により性能を判断するのですが、通常塗料の黒色では日射反射率2〜5%で黒の遮熱塗料で20〜48%です。
それに比べて白色の通常塗料では、日射反射率90〜95%前後です。
つまり、わかりやすく言えば、黒色など濃色の遮熱塗料は通常塗料に比べて遮熱効果はかなりあるのですがそれでも温度が高く暑い。
白色など淡い色は通常の塗料と遮熱塗料と遮熱効果には余り差がないが、暑くないと言うことです。簡単に言えば、遮熱塗料の黒色より通常塗料の白色の方が暑くないと言うことです。
遮熱塗料の中には、遠赤外線までカットするというタイプもあります。
もし、しっかり遠赤外線がカットされているのであれば、
同じ日射反射率でも体感的に違うはずです。
次回はこのことも検証してみたいものです。
実際に遮熱塗装した時の効果
お客様と快適に過ごすための塗装を話し合って
塗装を進めていきました。
8月の一番暑い盛りに熊本市長嶺のN様にご協力を頂きました。この
N様とは、より夏を涼しく過ごす知恵についてよく話し合っていました。
遮熱塗装前
温度計設置
遮熱塗装中
今回の検証では、遮熱効果をよりよく出すためN様と話し合いの上、
うすいグレー約25%グレー位のE社の遮熱塗料を使用しました。
黒色 外気温
赤色 屋根上部
緑色 屋根下部
青色 天井上部
黄色 生活部
結果グラフでも分かるようにはっきりと効果が出ていました。屋根裏の温度が遮熱塗装前と遮熱塗装後をくらべて約20度以上下がっているのが分かります。データを詳しく分析してみると
1:遮熱塗装後、昼間の一番暑い時間帯に部屋内天井付近で1.5〜2.5度温度も下がり、しかも暑さのピークも遮熱塗装前と比べ格段と短くなっている。
2:遮熱塗装をする前は、屋根裏での温度が外気温を上回り出すのがAM9:00前後だったものが遮熱塗装後は、AM11:30前後になった。又、遮熱塗装前は、屋根裏の温度が、外気温を下回り出すのが、AM4:30前後だったのが遮熱塗装あとは夜中0:30前後になりました。
つまり遮熱塗装前は、屋根裏の温度が外気温より低くなるのは、平均約4.5時間だったものが遮熱塗装後は、平均11時間に達しました。
上記2点を見ても夏場の冷房効率は、かなり良くなるのではないかと思われます。
後日、遮熱塗料の検証結果を持ってN様宅を訪問し、実際に遮熱効果を感じるかお聞きしたところ意外にも、余り変わらない様な気がするとおっしゃいました。
確かに熊本の夏は暑く、36度を越える日も多い中、部屋の温度が1〜2度下がっても良くなったと感じる人もいれば、余り変わらないと感じる人もいるかもしれません。それに家の構造や断熱材の使い方、屋根裏換気の良し悪しなどと共に物質の内部を暖めてしまう遠赤外線の効果なども関係しているのかもしれません。
次回はこの点も検証して見たいと思います。
夏の盛りにあまり効果を感じていらっしゃらなかった
N様、少し暑さのピークを過ぎた頃から、エアコンを
前に比べて余り使わなくてすむようになり
効果を感じるようになったとおっしゃっていました。
1:遮熱塗料の性能は、各メーカーでばらつきがあり、同じメーカーで
 も種類により性能に差がある。
2:色が薄いほど遮熱効果は高くなるが、遮熱塗料との性能差は少なく
 なる。
3:色が濃い程遮熱塗料と通常塗料との性能差は大きくなる。
4:遮熱効果は、家の構造、断熱、換気にも影響され、感じ方も人によ
 り異なる。
5:遮熱塗料は、屋根裏の温度上昇を抑え、建築部材のストレス軽減に
 も有効である。
6:遮熱塗料は、反射率の高い顔料を用いた高反射率塗料タイプと、中
 空ビーズやセラミックなどの断熱素材を塗料に入れたタイプなどが
 あり、性能や価格も大きく
 異なる。
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