熊本市東区で塗装をしているフジモト創社です。
今回は前回の窯業系サイディング壁の劣化の続き金属系サイディング壁の劣化についてです。
金属系サイディング壁の劣化
金属系サイディングは、金属ですから割れることはほとんどありませんが、物があたったり、台風などで飛散物があたって傷がつくことがあります。そして、ほとんどガルバニュウム鋼板でできていますが、さびがでない訳ではありません。
①へこみ・傷・・物があたったり飛散物等でへこんだり傷がついた状態
②さび・・・・・表面の傷などから発生する赤さびや、海岸地帯や高温多湿地域で発生する白サビなどが発生している状態
③接合部分不良・軒周り・窓周り等の接合部分が外れたり浮いたりしている状態
金属サイディング壁塗料の劣化
金属系サイディング壁も塗装されていますから、モルタルや窯業系サイディングと同様に塗料の劣化は起こります。
①汚れ・・・・・大気汚染物質や手垢、カビ・藻などの繁殖している状態
②光沢度低下・・つや有り塗料材の光沢が低下した状態
③割れ・・・・・塗膜に裂け目ができる現象。再塗装時に起こりやすい。
④ふくれ・・・・塗膜が、空気や水分などを含んで塗膜の内部が盛り上がる現象。再塗装時に起 こりやすい
⑤変退色・・・・塗装表面の色が変色又は、退色した状態
⑥チョーキング・塗膜表面が劣化し、触るとチョークの粉みたいなものが手につく状態白亜化とも言います。
⑦はがれ・・・・塗膜が付着力を失いサイディングから剥がれた状態。
⑧藻・カビ・・・北側の壁面や、湿気が多い壁面に藻やカビが繁殖した状態
⑨シーリング劣化・経過年数などによりシーリングが劣化し、ヒビが出たり外れたりしている状態
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