熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。
今回はセメント瓦屋根塗装の際によく聞かれるセメント瓦のメリット・デメリットについてです。
メリット
①セメントプレス加工なので耐火性がある
② 洋風や和風など形のバリエーションが豊富
③下地ルーフィングとの間に空気層があるので遮熱性に優れる
④一次防水であるルーフィングの確認が行いやすい
デメリット
①他の屋根材に比べて割れやすい
②それなりの重量があるので耐震性が高くない
③台風などの強風ではがれやすく落下するおそれがある
④塗装面が劣化すると防水性を失う恐れがある
⑤基材の劣化等によりコケや藻・カビが発生する場合がある。
セメント瓦屋根の構造
セメント瓦とは、セメントと川砂を混ぜたモルタルを型に入れて成形した瓦です。
最初から塗装されたものや現場で塗装されたものとがあります。
そして、その施工方法は、60x40mm程度の垂木の上に、9~12mm程度のバス板を貼り、約22k程度のルーフィング(防水材)を敷き、瓦桟を敷き瓦を並べていきます。以前のセメント瓦は、軒瓦くらいが釘止めしてある位でした。
その後台風などの強風に備え7枚に1枚程度止められるようになりました。