熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。
今回は、ベランダ笠木部分からの雨漏れです。
一見どうもないように見えますが、笠木の上に手すりが取り付けてあります。それもビスで直接取り付けてあり、そのビス部分それに壁際の雨漏れ防止の処理が悪く雨漏れにつながっています。
まず上部手すり部分を全部外しました。
右側のシーリングが打ってある部分が今回の工事の目に工事を行った業者の工事です。手すりを外さずに見える部分だけシーリングが打ってありました。
これでは、雨漏りが直るわけがありません。きちんと手すりを取り外してみると手すりの柱に隠れていた壁際と笠木の間にすき間があり、そこから水分が浸入していました。
壁際を綺麗に清掃しシーリング工事を行い、手すり柱ビス部分にもシーリングを行いました。
手すり柱ビス部分にはシーリング処理後さらにブチルゴムの防水テープ処理を行い、今後のメンテナンスのため手すりも壁際を開けるため30ミリずつ切り詰め工事を行いました。
切り詰めた手すりを綺麗に取り付け直し雨漏り部分の補修工事完了です。
雨水は、ほんの些細な部分から浸入しますので、雨水の浸入経路を特定することが肝心です。