熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。
今回は、DIYで出来る、ひび割れの修理、ちょっとした補修工事、そして塗装についてです。結構長くなりますので何回かに分けてお送りします。
最近は、ホームセンターなどで扱いやすい塗料やハケ、ローラーやシーリング材など手軽に購入出来るようになり、DIYで色々な塗装や、家の修理を楽しめるようになりました。
ちょっと、家の補修をDIYでしようとした時、ホームセンターにいっぱい並んでいる塗料や、道具の中、一体どんな塗料を使ったら良いの?どんな塗り方をしたら良いの?どんなシーリングを使ったら良いの?・・・悩まれるのではないでしょうか。
ここでは、ホームセンターなどで手軽に手に入る塗料や、道具で出来、家を長持ちさせる塗装と修理のDIYについてご説明します。
①どんな塗料やシーリング材(コーキング剤)や道具を使うと良いの?
一言で塗料やシーリング材といっても色々な場所で使える物から特定の場所でしか使えないものまで多くあります。
その塗装する場所、シーリングする場所、修理する場所に合った物を使う必要がありますので、各々個別に見ていきましょう。
②ひび割れの直し方
ひび割れを直す場合は、シーリング材を使います。
このシーリング材、コーキング材ともいいます。同じ意味ですからシーリング材という名称でご説明します。
このシーリング材もホームセンターに行くと使用する場所や用途によって色々な種類のものが販売されています。一体どれを使うと良いのか悩みますね。
それでは、個別に見てみましょう。
★モルタル外壁の場合・・・外壁のシーリング材は建物の防水性に直結しますから慎重に選ばなければなりません。
使用するシーリング材は、変成シリコンシーリング材のノンブリードタイプか、ウレタンシーリング材のノンブリードタイプを選びましょう。そして、そのシーリング材専用のプライマーを使用しましょう。
一般に販売されているシリコンシーリング材は、塗装が出来ませんので絶対 外壁に使うのはやめましょう。
※ノンブリードタイプシーリング材とは
シーリング材には、通常(可塑剤)が含まれています。
そして、その可塑剤により塗装を変質させ、汚染や変色を引き起こすことがあります。これを(ブリード)と言います。これを防ぐために出来れば、そのブリードを生じさせないノンブリード型の使用することが望ましいと思います。
シーリング材のカートリッジにノンブリード型又は、NBタイプなどの表示がありますので確かめて使うと良いでしょう。
モルタル外壁ひび割れシーリングの手順
❶ひび割れ部分の汚れ等を掻き出し清掃する。
❷シーリング材が付いていけない所にマスキングテープを貼る。
❸使用するシーリング材に合ったプライマーを塗る。
❹シーリング材を注入しコーキングヘラで押さえる。
ポイント!
シーリング材を壁に盛りつけるのではなく、ひび割れに擦り込むようにしっかり押さえましょう。
次回は室内シーリングです