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住宅の外壁 カビ・藻・苔について

熊本市東区で塗装工事をしているフジモト創社です。

今回は、当店でも屋根や外壁塗装工事をする際必ずと言って良いほどお客様の家の外壁屋根に付いている藻や、コケ、かびについて解説いたします。

景観上の問題

住宅外壁をよくみると、外壁の一部や北側の外壁などに黒色や緑色に変色している現象が多く見うけられます。

これらの多くは、大気環境下で生息する藻類や真菌類などの微生物が外壁に付着して生育しているものです。

建築後、早いものでは1年以内に、遅いものでも数年後には外壁表面に藻類の付着・生育が見られるようになります。また、藻類が生育している部分の多くは水分の流下・停留しやすい場所であり、材料表面の劣化が発生しやすい場所です。

住宅の外壁 カビ・藻・苔について

健康上の問題

藻類とカビなどの真菌類は非常に近い仲間で、その生態もよく似ています。 そのため藻類が生育しやすい部分はカビなどの真菌類も生育しやすいといえます。

このカビ類の中には健康に大きな被害を及ぼすものも存在し、経口吸入・経皮などで体内に入り健康障害が発生します。

カビ・藻・苔の違い

カビ・・・真菌類(しんきんるい)と呼ばれ,菌糸と呼ばれる糸状の細胞からな り、胞子によって増殖します。 光合成をしないので何らかの栄養素が必要で日の当たらない湿った場所に発生します。

藻類・・・光合成を行う生物のうち、コケ植物・シダ植物・種子植物を除いた残りすべての生物のことです。 多くの藻類は、海水・淡水中に生育しますが生育の場所は多様です。 藻類の内住宅などに発生するものは気生藻類とよばれています。

苔・・・蘚苔類(せんたいるい)と呼ばれ、道路の端や日陰の湿った所ではよく見られ、コケの仲間をまとめてコケ植物と言います。 一般的な植物は地面から吸収した水分を葉まで届けるために維管束という管が発達していますが、この蘚苔類には維管束がハッキリしていません。 体を固定する根のような部分があり、水分吸収が出来、わずかな光合成を行います。

ざっくり言うと苔と藻類は光合成を行う植物、カビは光合成を行わない菌類です。

カビ・藻・苔はどこに発生するのか

①地域差…日本各地ほぼ検出される

②日当たり及び湿潤程度…カビ類と藻類は日当たりが悪く湿潤状態で発生し、汚染の主な原因になっています。蘚苔類は比較的日当たりが良く湿潤な状態が保たれている場所に多い。

③周囲環境……どの地域でも、樹木が近接している部分が汚染が多くみられ、住宅の壁面が高含水状態が保たれている場所に多い。 近くに池・河川・用水路・田畑・森林などがある立地条件がある。

苔類は他の微生物に比べ地表面に近い位置(地上高30㎝まで)に限られている。 カビ類は他の微生物と共存していない場合があります。

以上のことから、住宅の壁面に多発生しているのは藻類・カビ類がほとんどで、屋根などの水平面には苔の発生も見受けられます。

住宅の外壁 カビ・藻・苔について

藻とカビの違い

この藻類とカビなどの真菌類は非常に近い仲間で、その生態もよく似ていますので見分け方が非常に難しいものです。

藻は光合成を必要としますが、カビは光合成をせず日陰を好むのですが栄養がないと繁殖出来ません。 いずれにしてもカビや藻類が発生している場所は、水分がある、ゴミなどの何らかの栄養が付着する外壁面の凹凸があるなどの条件で発生しています。

まとめ

❶藻類・カビなどが発生している外壁面は多くの水分が滞留しやすい場所であるので材料表面の劣化が発生しやすい。

❷藻類自身が水分を保持することにより劣化が促進され、材料のひび割れ・剥離などの原因になる。

❸カビなどの真菌類は経口吸入・経皮などの経過を通じ、体内に入ると健康障害が発生することがある。

新しいサイディング壁に藻・カビ・コケに続きます